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【晋作の愛した下関】豊北町・豊浦町/豊田町・菊地町/吉母・吉見・福江/向日・井田・田倉/吉田・清末/安岡・綾羅木・延行/長府/市街(下関〜唐戸)/彦島

-晋作の愛した下関-

豊北町・豊浦町 / 豊田町・菊川町 / 吉母・吉見・福江 / 内日・井田・田倉 / 吉田・清末
安岡・綾羅木・延行 / 長府 / 市街(下関〜唐戸) / 彦島

吉田・清末


 長州藩の勘場(代官所)が置かれた地であり、山陽道と赤間関街道の交差する宿場町でもあった吉田。本陣は藩直営の御茶屋が設置され、参勤交代で江戸へ向かう九州諸大名が止宿しました。幕末には奇兵隊の本拠地として、陣屋や練兵場などが築かれています。また、志半ばで病死した奇兵隊開闢総督高杉晋作は、遺言によって吉田に葬られて東行庵としてその菩提が弔われました。
 清末は長州藩の孫藩清末藩の領地。清末藩は1万石の小藩ながら藩主は長州藩主の名代を勤め、藩士らは育英隊を結成して幕長戦争や戊辰戦争に大きく貢献しています。

吉田

東行庵
-高杉晋作の墓所-
高杉晋作は小倉戦争の指揮を取っていましたが、結核によって療養を余儀なくされました。下関で療養に専念していましたがその甲斐なく死去し、遺言によって吉田に葬られています。愛妾おうのは谷梅処尼として生涯晋作の菩提を弔いました。その後は各地にあった奇兵隊士の墓石が集められ、境内も整備されて四季折々の花が咲き乱れる美しい寺として観光名所となっています。
場所:下関市吉田1184
ブログ記事→


奇兵隊陣屋跡
-奇兵隊の本拠地-
結成以来、各地を転々としていた奇兵隊は、長州内訌戦後に吉田を本拠地として陣屋を建設し、吉田の地を要塞化しました。練兵場や学問所も置かれ、隊士らの修練も行われています。
場所:下関市吉田
ブログ記事→下関市吉田 奇兵隊陣屋の守護神


吉田宰判勘場、御茶屋跡
-小倉戦争時の野戦病院-
長州藩の行政施設であった18の宰判勘場(代官所)のうちのひとつ。50人程の役人が詰めていたようです。その勘場に隣接して御茶屋(本陣)が建てられており、参勤交代時の九州諸大名の宿泊施設となっていました。奇兵隊が吉田に転陣した際には、屯所のひとつにもなっています。
場所:下関市吉田1044-3


常関寺
-小倉戦争時の野戦病院-
常関寺には、飢饉で餓死した人々を供養する為に建てられた十六羅漢像があります。小倉戦争時の野戦病院として使用され、負傷者が運びこまれて治療が行われました。寄組士山内家の墓所でもあります。
場所:下関市吉田1062-1
ブログ記事→下関市吉田 常関寺〜小倉戦争時の野戦病院


法専寺
-首切り六地蔵のある奇兵隊屯所のひとつ-
吉田の領主寄組士山内家の菩提寺で、奇兵隊吉田転陣の際の屯所のひとつとなっています。奇兵隊士であった鳥尾小弥太が、部下を引き連れて境内にある六地蔵の首を斬ったとされ、その首元には修復の跡が残っています。
場所:下関市吉田1444
ブログ記事→下関市吉田 法専寺〜首切り六地蔵

小月

小月宿
-山陽道の宿場町-
吉田宿と長府宿の間にあった山陽道の宿場町。清末藩によって管理され、治安維持のために役人が定期的に見廻っていたとされ、見廻り通りと呼ばれた通りもあります。吉田松陰は九州への遊学の際、前日に萩から四郎ヶ原宿まで歩き、前日に勇んで歩き過ぎたようで、疲れが溜まって思うように進まず、小月宿で馬を雇い赤間関まで進んでいます。
場所:下関市小月

清末

清末藩陣屋跡
-清末藩の藩庁-
清末藩は長州藩の支藩長府藩より分地されて立藩し、長州藩からみれば孫藩という立場でしたが、幕府からも正式に認められて諸侯に列していました。幕末の藩主毛利元純は長州藩主の名代を務め、幕長戦争では石州口に出兵して幕軍を打ち破るなど、維新に大きく貢献しています。
場所:下関市清末陣屋5-20
ブログ記事→
下関市清末 清末藩陣屋跡


清末八幡宮、清末護国神社
-清末藩の守護神として信仰された神社-
清末八幡宮は清末藩の守護神として信仰され、幕末の藩主毛利元純の頃に現在の社域に整えられました。境内では清末藩の諸隊である育英隊が訓練を行ったとされ、その練兵場跡はグランドとなっています。清末護国神社は歴代藩主を祀る清栄神社に、清末地区の戦没者を合祀して改称したもの。
場所:下関市清末陣屋5-20
ブログ記事→
下関市清末 清末藩1




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